3月12日に開かれた労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会において、中小企業が加入する中小企業退職金共済制度(中退共)の付加退職金の支給率が決定されました。

中小企業退職金共済制度(中退共)は単独で退職金制度を設けるのが難しい中小企業のために国が設けている制度で、今年1月末時点で約340万人が加入しています。

新しく中退共制度に加入する事業主には、国からの助成もあり、とてもお得な制度となっていますが、

今回、付加退職金と呼ぶ上乗せの退職金について、退職金の0.44%を上乗せすることが決定されました。

付加退職金を支給するのは2015年度以来3年ぶりの措置です。

 

例えば、毎月の掛け金が1万円で8年間加入している場合、退職金は約100万円になりますが、そこに付加退職金が4400円上乗せされることになります。

付加退職金は加入者が会社を辞めたとき、退職金と一緒にもらえます。

 

中業企業退職金共済事業本部ホームページは こちら 

 

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