社会保険（厚生年金保険・健康保険）に加入していますか？

最近、日本年金機構（年金事務所）から「健康保険、厚生年金保険の加入状況の確認」という
アンケートの封筒が届いた、というご相談がまた少し増え始めました。

厚生労働省と日本年金機構は平成27年4月以降、社会保険の未加入事業約80万社に対して、
強力な指導に乗り出すという方針を発表しています。
その結果、このようなアンケートから事業所の加入実態を調べているようです。

まず、未加入の事業所と思われる会社に「健康保険、厚生年金保険の加入状況の確認」
というアンケートが送られてきます。
内容は、「社会保険に加入しているか？加入していないならその理由を記入してください」
という程度の簡単な内容ですが、もしそこで加入義務があるにも関わらず、加入していないと
回答した場合、次は「社会保険に加入してください」という勧奨の通知が来ます。

もし自分の会社が加入義務があるのか、通知がきたけどどう対処していいのかわからない
正直に加入していないと答えていいのかわからない。というときには、
お早めに和泉中央社労士事務所にご相談ください。
もし、アンケートや勧奨通知がきても無視して対応しない場合、調査が入ることになります。

調査が入ると、賃金台帳、出勤簿、従業員名簿等を確認され、最高過去２年分まで遡って
加入していなかった期間の社会保険料を徴収されることもありえます。
本来、社会保険料の半分は従業員から徴収するものですが、調査により遡らされてから
過去２年分の保険料を従業員から徴収することは大変厳しいです。
アンケートや加入勧奨の通知が来た場合は、くれぐれも放置せず、誠実に対応することが大切です。