毎年春になると入退社が多くなり、初夏には労働保険の計算・申告・納付作業、社会保険の算定基礎届の提出など、社労士業界は春夏に繁忙期を迎えます。
今年はそこにコロナによる休業補償をどうするか、雇用調整助成金の申請は?従業員間での感染対策は?
など、繁忙期が輪をかけて激務となった今年。
季節がかわることも気づかないくらいの日々業務に忙殺されているうちに、知らず知らず、そんなに若くない体が酷使されていたようで・・。
ある日、頭痛と鼻風邪でふと体温を測ると37.5度。
このコロナ禍に発熱・・。
心当たり・・はない。
人込みもいってない。
しいていうなら歯医者?耳鼻科??
ひとまず、万が一のことがあってはいけないので、翌日以降一週間の打ち合わせの予定をすべてキャンセルして様子をみることに。
翌日
とりあえず、自宅で仕事。
夕方、37.77度。
さすがに、夏の暑さのせいの誤差の範囲ではなさそうなので、
近所のクリニックに電話。
微熱と風邪症状があるので受診が可能確認。
A院「換気機能が整っていないので受け入れができないんです」
B院「保健所には電話しましたか?保健所にかけてください」
保健所に連絡。
「37.5度が4日続かないと検査の対象外なので近くの病院を受診してください」
C院「保健所に連絡してください(しました)・・・〇〇病院は熱の受け入れもしているみたいですよ」
と、3軒電話しても受診させてもらえない。
夜になり、熱がまだ続くのでダメもとで連絡したD病院を夜間救急で受診。
ただ、その時はレントゲンを撮って、特に問題がなさそうなので、解熱剤だけもらって帰宅。
3日目
解熱剤を飲んでいるのに38.29度。
私の人生で38度がでたのはインフルエンザと小さいときの風疹くらい・・!
これは、だめだ・・と思いつつ、でも保健所が高熱が4日必要といわれていたので、我慢。
あと一日・・あと一日・・
と思いつつ、ひたすら在宅ワーク。
その夜。
猛烈な悪寒で目が覚める。
毛布を追加して(←真夏にこの時点でおかしい)ぐるぐるにくるまって寝たものの、明け方、ものすごい熱さで体温を測ってみると・・・
40.21度・・・・
これは、さすがに検査してもらえるだろう、と思い、朝になるのを待って、保健所に連絡。
ところが、なんと。
「夏場は38.5度くらいが4日程度続かないと検査の対象外なんですよね・・」
と言われ、結局検査はしてもらえず。
ただ、40度の熱がでているので、再びD病院に電話するとすぐ来てください、と言ってくれて受診。
話の通じる先生で、機転を利かして、あらゆる検査と、PCR検査をしてもらうことができました。
結果は、陰性!!
コロナじゃなかったことに一安心。
この4日間、ありとあらゆることを考え、この2週間打ち合わせした人は・・とか、周りに迷惑をかけてしまうことがすごく心配だったので、ほっとしました。
結局、腎盂腎炎による発熱で、【即入院5日間】!!
・・という診断が下されたわけですが、病床が満床で入院もできず、、
今回のことで、このコロナ禍では他の病気でも命に係わることを痛感しました。
なかなか診てもらえないし、コロナかそうでないかにばかり目が行きがちで、それ以外の症状が見落とされるところ、たまたま当たった医師が気づいてくださって本当に助かりました。
暑い日が続き、熱中症などでも発熱しても、気軽に受診することが難しくなっています。
みなさん、くれぐれもお気を付けください。