ここ最近、顧問先のお客様の従業員の方の妊娠が相次いでいます。

多いところは、1社で4人の妊婦さんがいるところも・・!
少子化対策が叫ばれる中、とても喜ばしいことです。

そこで、今回は、男性の育児休業についてお得な情報をご紹介します。

男性の育児休業は、政府が今率先して取り組んでいますが、下記グラフのように、
今なお3%程しか取得されていません。

男性 育児休業 助成金

 

そこで、厚生労働省では、平成28年4月から男性の育児休業を取得させた事業主に対して、
両立支援等助成金 という助成金を創設し、60万円の助成金を支給しています。
(注:中小企業の場合。大企業は30万円)

ちょうど昨年8月、顧問先の従業員の方で、奥様が出産されるというお話しがあり、
早速取りかかってみましたが、1週間の育児休業で無事、60万円の助成金を頂くことができました。
(注:平成29年11月現在は57万円に変更になっています。生産性要件を満たした場合には72万円)

この助成金は、中小企業の場合、5日以上の育児休業で助成金の対象としてもらうことができます。

先日も、別の顧問先でも男性従業員が遠方の奥様のために育児休業を1週間取得されました。

1週間で何ができるのか・・と思われるかもしれませんが、
事前に会社と綿密な打ち合わせを行っていたおかげで、

出産前日の「もうすぐ生まれる」という連絡から急いで飛行機で遠方の出産地まで駆け付けることができ、
立会出産が叶ったり、出産直後で奥様が入院している中、役所関係の手続きを行ったり退院後のフォローを行ったり、とても喜んでいただくことができました。

会社にとっても、従業員にとっても、従業員のご家族にとってもとても嬉しい助成金だと思います。

 

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助成金や、育児休業についての詳しい解説は、BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)


こちらでもご紹介させていただいております。

男性労働者から「もうすぐパパになる」「奥さんが妊娠した」というお話を聞いたときは、
ぜひ事前に準備して活用したい助成金です。

 

男性の育児休業に関するお問い合わせはこちらからどうぞ。


 

 

さいきんのできごと・・

IMG_452511月の第三週の日曜日。季節外れの花火です。
桃山学院大学の文化祭では、毎年花火を打ち上げてくれるのですが、
打ち上げ場所が家の目の前のグランド。
特等席で見られるので毎年楽しみにしています。